日本旅行、15年の国内旅行は4.9%増、国際旅行は37.1%増

  • 2016年2月28日

 日本旅行の2015年通年の旅行取扱実績で、国内旅行の取扱額は前年比4.9%増の2643億7538万円となった。このうちJRや航空券、一般宿泊などの個人旅行は1.8%減の895億4766万円と前年を下回ったものの、企画旅行は8.2%増の1056億4537万円、団体旅行は9.3%増の968億8660万円と増加した。

 団体旅行では、一般団体は11.5%増の367億5890万円、教育旅行は6.9%増の324億2345万円とともに伸長。企画旅行については、「赤い風船」が9.3%増の968億8660万円と前年を上回ったものの、他社企画商品が2.6%減の87億5877万円だった。

 12月単月の国内旅行の取扱額は、3.3%増の190億4465万円となった。個人旅行は4.9%増の64億7590万円、団体旅行は4.7%増の53億2747万円、企画旅行は0.9%増の72億4128万円といずれも増加した。

 団体旅行では、一般団体が17.5%増の26億1510万円となった一方、教育旅行団体は5.2%減の27億1238万円に。企画旅行については、「赤い風船」が2.4%増の66億3187万円と増加したが、他社企画商品が12.9%減の6億941万円だった。

 なお、15年通年の海外旅行は13.9%減の1235億7399万円、国際旅行は37.1%減の289億3925万円となり、付帯事業を含めた総計は前年並みの4170億2639万円だった。また、12月単月では海外旅行は22.4%減の77億9073万円、国際旅行は42.4%増の22億9495万円となり、総計は3.2%減の291億3690万円となった(海外旅行は別途記載)。