日本旅行、15年海外旅行は13.9%減、企画旅行の減少響く
日本旅行の2015年通年の旅行取扱実績で、海外旅行の取扱額は前年比13.9%減の1235億7399万円となった。このうち企画旅行が28.2%減の443億2386万円と前年を下回ったほか、企画旅行以外の個人旅行も4.1%減の495億1278万円、団体旅行も3.6%減の239億5944万円といずれも減少した。
団体旅行では、一般団体が4.8%減の145億659万円で、教育旅行団体も1.8%減の94億5286万円となった。企画商品については「マッハ・ベストツアー」が30.8%減の371億3361万円、他社企画商品は28.2%減の443億2386万円だった。
12月単月の海外旅行の取扱額は、22.4%減の77億9073万円となった。企画旅行以外の個人旅行は0.2%減の32億2374万円と微減だったものの、企画旅行は33.8%減の24億366万円、団体旅行は41.5%減の16億4703万円と前年を下回った。
団体旅行では、一般団体が39.4%減の4億7028万円、教育旅行団体が42.3%減の11億7676万円とともに減少。企画旅行については、「マッハ・ベストツアー」が41.3%減の16億3607万円で、他社企画商品も8.9%減の7億6759万円となった。
なお、15年通年の国内旅行は4.9%増の2643億7538万円、国際旅行は37.1%増の289億3925万円となり、付帯事業を含めた総計は前年並みの4170億2639万円となった。また、12月単月では、国内旅行は3.3%増の190億4465万円、国際旅行は42.4%増の22億9495万円となり、総計は3.2%減の291億3690万円となった(国内旅行の詳細は別途記載)。