「真田幸村ゆかりの地を巡る旅」のパンフレット表紙 　近畿日本ツーリスト個人旅行（KNT個人）はこのほど、メイトで「真田幸村ゆかりの地を巡る旅」を発売した。今年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公である真田幸村にゆかりのある長野県の上田市、大阪などを巡るもの。往復のJR乗車券と宿泊施設、観光、食事をセットにしたセットプランを「信州・上田方面」で5コース、「大阪方面」で1コース設定した。

　信州・上田方面のコースでは、上田城址公園にある大河ドラマのセットや衣装などが展示された「信州上田真田丸大河ドラマ館」を訪問。出発日限定で、夜間貸切見学をおこなうコースも設けた。旅行代金はドラマ館の貸切見学と上田城の夜桜見物を含む「信州上田真田丸大河ドラマ館貸切と上田城千本桜ライトアップ2日間」の場合、東京発で上田駅前ロイヤルホテルを2名1室利用する商品が、大人1名2万4800円から2万6800円まで。出発日は4月10日から17日までとした。なお、同館の入場券販売管理・運営業務は、NHKプロモーションと近畿日本ツーリスト上田支店がジョイントベンチャーで受注している。

　大阪のコースは「真田幸村最後の地『大阪』をめぐる2日間」と題して、大阪城などをタクシーで観光。通天閣や梅田スカイビル空中庭園展望台の入場券なども盛り込んだ。旅行代金は、東京発で大阪マリオット都ホテルを2名1室で利用する商品の場合、大人1名6万6500円から8万3600円まで。出発日は4月1日から6月28日までで、一部除外日を設けた。

　このほか、長野県の20軒の宿泊施設から選択できる宿泊のみのプランと、JR乗車券と宿泊を組み合わせたプランも用意。両プランともにドラマ館の入場券を提供する。