ポナン、16年秋に金沢発日本発着クルーズ、2港に初寄港
ポナンは2016年10月5日から14日まで、客船「ロストラル」で日本発着クルーズを実施する。金沢から境港、釜山、広島、徳島、東京、清水、新宮を経て大阪を訪れるもので、徳島と新宮は初めて寄港する。同社が日本発着クルーズで金沢発のコースを実施するのは今回が初めて。
ロストラルの総トン数は1万700トンで、キャビン数は132室、乗客定員は264名。日本地区販売代理店のマーキュリートラベルによれば、海外でのクルーズによる訪日旅行需要が富裕層を中心に高まりを見せていることから、今回のクルーズもすでにほぼ満室に近い状態という。乗客の8割はフランス人、アメリカ人、オーストラリア人などで、日本人は2割程度を占める。
同クルーズでは金沢発大阪行きの9泊10日のコースに加え、日本人が参加しやすいように期間の短い区間乗船コースを用意。金沢発清水行きの7泊8日、金沢発東京行きの6泊7日、境港発大阪行きの8泊9日のコースを設定した。
なお、「ロストラル」は10月14日から26日までは大阪発香港行きの12泊13日のクルーズを実施。大阪から岡山県の玉野や広島、宇和島、鹿児島、長崎、上海、厦門を巡り、香港に到着する。