NHも4月・5月の燃油サーチャージ廃止、JLと同様に
全日空(NH)は2月10日、4月1日から5月31日までの発券分の航空券について、燃油サーチャージを徴収しないと発表した。シンガポールケロシン市況価格の2ヶ月平均が1バレルあたり42.98米ドルで、円貨換算額が5163円となったことを受けたもの。9日には日本航空(JL)が同様の変更を発表していた。
NHは海外発航空券の燃油サーチャージを昨年12月分から廃止していた。今回、円貨換算額が適用基準の6000円を下回ったことで、日本発の航空券についても燃油サーチャージを現行の7000円から0円に変更した。
なお、NHでは昨年2月に日本発の航空券の燃油サーチャージ適用基準を米ドル建てから円建てに変更。廃止基準が当時の為替レートで1バレルあたり約7100円に相当する60米ドルから、50.6米ドルに相当する6000円となり、旅行会社からは「実質的な値上げ」との声が挙がっていた。