ピーチ、羽田/仁川線就航、初便はほぼ満席、仁川発は満員
ピーチ・アビエーション(MM)は2月6日、1日1便で羽田/仁川線を開設した。同路線は台北(桃園)線に次ぐ2路線目の羽田発着の国際線で、MMによれば、LCCとして羽田発着の韓国路線を就航するのは今回が初めて。運航機材はエアバスA320-200型機の180席で、初便の搭乗者数は羽田発が171名、座席を利用しない幼児が2名で、搭乗率は95.0%だった。仁川発の初便の搭乗者数は180名、座席を利用しない幼児が1名で満席となった。初便の搭乗者には記念にMMのオリジナルポーチとフライトタグを贈呈した。
MMでは同日に羽田で就航記念式典を開催。同社によれば、代表取締役CEOの井上慎一氏が登壇し、羽田/仁川線は深夜早朝枠を利用した路線であるため、長期休暇が取れない人でも最短で0泊2日の日程で韓国旅行を楽しめることをアピールした。また、MMが拠点とする関空/仁川、桃園線の利用者のなかではすでに日帰り旅行が浸透している旨を説明し、首都圏でも気軽に楽しめる日帰り旅行を広めたい考えを示した。
なお、MMでは2月20日に成田/那覇線の就航を予定しているほか、今後は仁川や桃園に続く、日本から片道4時間圏内の海外の都市への就航を検討しているという。
羽田・仁川線の運航スケジュールは以下のとおり。
▽MM、羽田/仁川線運航スケジュール(2月5日~3月26日)
MM1009 HND 02時00分発/ICN 04時35分着(デイリー)
MM1008 INC 22時50分発/HND 01時00分着※翌日(デイリー)