豪州、全日空と共同プロモ開始、羽田/シドニー線就航記念で

  • 2016年2月2日

特設ページの画面キャプチャ  オーストラリア政府観光局(TA)は2月1日から、全日空(NH)との共同プロモーションを開始した。NHは昨年12月にデイリー運航の羽田/シドニー線を開設し、16年ぶりにオーストラリアへの就航を果たしたところ。今回のキャンペーンは新路線の開設を記念したもので、TAは公式サイト内に特設ページを開設したほか、雑誌やデジタルメディアなどへの広告出稿を開始する。そのほか旅行会社と連動した交通広告や、東京と大阪での屋外広告なども展開して、日本における「サードウェーブ(第3のブーム)」をめざす。

 テレビでは2月5日と12日にTBS系列の「ぴったんこカン☆カン」で、元アイドルの太川陽介さん、川崎麻世さん、渋谷哲平さんがオーストラリアを訪れる特別編を放送。20日にはフジテレビ系列で「にじいろジーン放送400回記念オーストラリアスペシャル」の放送も予定する。

 NHの新規就航により、日本/オーストラリア間の航空座席は年間で7万8000席増加。そのほかにはカンタス航空(QF)が昨年8月に羽田/シドニー線と成田/ブリスベン線に就航していることもあり、オーストラリア政府の発表によれば昨年9月以降、オーストラリアを訪れた日本人旅行者の数は、平均して前年比2桁増で推移しているという。