ジンバブエ、ザンビア、現在の「ヴィクトリアの滝」の状況
昨年2015年から、世界三大瀑布の一つで世界遺産・ヴィクトリアの滝の水量が例年に比べて少ないと言われております。そのため滝を見学に来られたお客様には、流れ落ちる水が多いジンバブエ側に徒歩で渡り、そこからの景観をおすすめしておりました。
しかしここに来て、滝を流れ落ちる水量がかなり増え始めてまいりました。例年通りならば、今後は徐々に水量が増え、4~5月に水量のピークを迎えるものと思われます。
これから絶好の観光シーズンを迎えるヴィクトリアの滝の見学に際し、何点かアドバイスさせていただきます。
■ ヴィクトリアの滝の見学に際して
* 国立公園内(滝)散策時は、風向きによって水しぶきがかかることがあります。
そのため公園の入場口のそばで、レインコート(雨がっぱ)のレンタルが可能です。
料金は1回10K(約100円です。
* カメラは、防水対応のものをお勧めいたします。
* 帽子を着用される方は、飛ばされないように。ストッパーや顎ひも付きがよいでしょう。
* めがねを使用されている方は、めがね拭き用にハンカチやタオルなどを持参すると便利です。
* 足元が湿っておりますので、履きなれた滑りにくい靴でお越しください。
* 料金所から公園(滝)入口までの間、バブーン(Baboon)と呼ばれるヒヒ(猿)がたむろしていることがあり、食品等が入ったバッグをひったくることがあります。手荷物には十分注意が必要です。
* 無料トイレは、公園の入場口のそば1ヵ所のみとなります。トイレが近い方は、お忘れなく。
そしてヴィクトリアの滝見学の際は、入場口から徒歩で15分ほどの「ヴィクトリア橋」まで足を延ばしてみてください。橋から眺める滝はもちろん、通常の見学ルートでは見られない滝の姿がご覧いただけます。またここではバンジージャンプも行われておりますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
なおヴィクトリア橋に行くには、橋の両側にあるイミグレーションを通過する必要があります。よってヴィクトリア橋へ行かれる際は、パスポートをお忘れなく。イミグレーションでは「橋まで行くだけ」と申告してスタンプを押した紙を受け取り、帰りにイミグレーションでその紙を返すだけという簡単な手続きだけで済みます。
これから観光シーズンを迎えるヴィクトリアの滝に是非お越しください。
(同情報は、在ザンビア・リビングストンのJICA シニアボランティア 宮崎征士様よりご提供いただきました。)
情報提供:Livingstone Tourism Association、日本海外ツアーオペレーター協会