北海道新幹線、最上級席のサービス発表、沿線各地の食を提供
北海道旅客鉄道(JR北海道)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、日本レストランエンタプライズの3社はこのほど、3月26日に開業する北海道新幹線の最上級席「グランクラス」のサービス内容を発表した。車内には専任のアテンダントが常駐し、利用者の要望に応える。
軽食類は沿線の各地域をイメージしたメニューを提供。新函館北斗発便で提供する和軽食の「東北・北海道編」では北海道産鶏肉の塩焼きなど、東京発の「東京編」では築地の卵焼きなどを盛り込んだ。洋軽食でも岩手県産ベーコンを使ったサンドイッチなどを用意。おつまみについても沿線の食材を使用し、開業当初は北海道産昆布入りのあられなどを提供する。
ドリンクはサッポロビールの「サッポロクラシック」、北海道の金滴酒造の日本酒を用意。各種のソフトドリンクも揃える。そのほかブランケット、スリッパ、アイマスク、靴べら、新聞、雑誌も提供する。
東京/新函館北斗間の運賃は3万8280円。グリーン車を利用した場合は3万60円、普通車を利用した場合は2万2690円となる。
なお、仙台/新函館北斗間を1日1往復する「はやぶさ」、盛岡、新青森/新函館北斗間を1日1往復する「はやて」については、スリッパと雑誌のみ提供。アテンダントによるサービスはおこなわない。