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中南米、中南米地域におけるジカ熱の発生について

  • 2016年1月27日

 2015年5月以降から2016年1月末現在、ブラジルをはじめとする中南米地域において「ジカ熱」の感染が多数報告されておりますのでご注意ください。

 ジカ熱は、蚊を媒介する感染症の一種で、2016年1月26日現在、ブラジルの21州で感染が確認されているほか、メキシコやボリビアをはじめとする中南米 各国でも感染例が報告されています。

 世界保健機関(WHO)も、1月24日には、カナダとチリ以外の南北米大陸全域に広がる見通しだとする声明を発表しています。

 1月26日には、2月5日から開催されるリオのカーニバル会場で殺虫剤が散布されるなど対策が行われておりますが、ブラジル保健省では個人の対策も呼びかけております。

 また、この時期は、ジカ熱のほか、毎年、デング熱やチクングニア熱の発生も報告されており、今年はデング熱の流行も懸念されております。

 これらの感染症は、ウイルスを持つネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。そのため、蚊に刺されないようにすることが最大の予防策となります。

 以下、外務省 海外安全ホームページに掲載されている感染予防のポイントを転載いたします。

 旅行などで中南米に行かれる方は、各サイトで情報を集め、十分な準備と注意をお願いいたします。

 【 転載: 外務省 海外安全ホームページより 】
● 外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、
  肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。

● 室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。

● 規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。

● 突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、
  肌直ちに専門医師の診断を受ける。

● なお、蚊の繁殖を防ぐために、タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を屋外放置しない、
  肌植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

 【 参考 】
● 外務省 海外安全ホームページ
 中南米地域におけるジカ熱の発生 (妊娠予定及び妊婦の方は特にご注意ください。) (その2)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C029
● 厚生労働省ホームページ
 ジカ熱について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html


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