薩長土肥4県、18年までスタンプラリー実施、特産品など贈呈
鹿児島県、山口県、高知県、佐賀県の4県からなる広域観光プロジェクト「平成の薩長土肥連合」は1月21日から、4県を巡る「観光周遊スタンプラリー」を開始した。薩長同盟の締結から150周年を迎える1月21日に開始し、明治維新から150年を迎える2018年12月末までの3年間で実施するもの。4県の観光施設に設置したスタンプを集めて応募した人のなかから抽選で150名に、4万円相当の4県の特産品詰め合わせセットなどをプレゼントする。
スタンプラリーでは、鹿児島県の仙巌園・尚古集成館、山口県の吉川史料館、高知県の北川村立中岡慎太郎館、佐賀県の三重津海軍所跡など、対象となる観光施設を各県で10ヶ所ずつ設定。対象施設を巡り、専用の冊子にスタンプを集めて、鹿児島県観光連盟の「薩長土肥スタンプラリープレゼント」係まで郵送で応募する。冊子は対象施設で配布する。
キャンペーンでは、各県3ヶ所の観光施設を巡り計12個のスタンプを集めた人を対象にした「4県制覇賞」を設定。鹿児島県の白薩摩焼、山口県のグルメカタログギフト、高知県のフルーツトマトギフトセット、佐賀県の「佐賀偉人伝」全15冊を詰め合わせた4万円相当の「各県特産品詰め合わせ」を、抽選で毎年10名、合計30名に贈呈する。また、同賞の応募者には「4県制覇証明書」を発行する。
そのほか、2県で3施設ずつ、計6個のスタンプを集めて応募する「2県制覇賞」も用意。4000円相当の、各県の明治維新の偉人にちなんだグッズを抽選で毎年40名、合計120名に提供する。プレゼントの抽選は毎年おこない、応募の締切は各年の12月末日とした。