関空、15年の国際線旅客は24.5%増、外国人は6割増
新関西国際空港によると、関西国際空港(関空)の2015年の累計輸送実績(速報値)で、国際線旅客数は前年比24.5%増の1625万323人となった。4年連続で前年を上回り、年間の最高記録を更新した。
このうち日本人旅客数は6.2%減の607万4628人で、3年連続で前年を下回った。一方、外国人旅客数は58.7%増の1001万1737人で、4年連続で前年を上回り、年間で初めて1000万人を超えるとともに、過去最高を記録した。通過客は39.6%減の16万3958人だった。なお、国際線・国内線の旅客数の合計は19.9%増の2321万4756人で、4年連続で前年を上回り、開港以来初めて2300万人を超えた。
国際線旅客便の発着回数は24.4%増の9万6668回で、4年連続増加し、年間として過去最高となった。
なお、12月単月の国際線旅客数は27.4%増の141万6210人。このうち日本人旅客数は2.0%減の50万6240人、外国人旅客数は53.5%増の89万3140人、通過客は28.8%増の1万6830人だった。国際線・国内線の旅客数の合計は17.4%増の192万5834人。国際線旅客便の発着回数は35.3%増の9073回だった。国内線については別途記載(下記関連記事)。