15年のグーグル検索、海外は「台湾」が最多-訪日は「Tokyo」
「日本の地名検索ランキング」1位の「Tokyo」に続く2位は「Ginza」、3位は「Hiroshima」となった。香川氏によると、中華圏からの旅行者による「爆買い」で注目を集めた「Ginza」は217%増の大幅増だったという。
「日本の観光地・イベント検索ランキング」は、1位が「Mt. Fuji」、2位が「Tokyo Disneyland」、3位は「Tokyo tower」。特徴としては「Universal Studio」が93%増と前年に続き高い伸び率を記録したほか、関西の観光地の伸び率が概して高かったという。
香川氏は、日本語以外の言語で検索されたインバウンド関連の語句の傾向として、宿泊に関する語句と、東京以外の地域に関する語句の検索数が急上昇した旨を説明。15年1月1日から9月30日までの期間中、一定規模の検索数がある、前年からの伸び率の高い上位1000語を分類すると、「施設名」や「地名と宿泊」での検索など宿泊に関する語句が全体の約50%を占め、「Sapporo snow festival」など東京以外の地域に関する語句は約80%を占めたという。
宿泊に関する語句では、特に「Ryokan」の検索数が上昇。東京以外の地名については、大阪の成長率が大幅に増加し、特に簡体字や繁体字での検索数が顕著だったという。