台湾、全島一周・全長968kmの「台湾サイクリングルート1号線」完成

  • 2016年1月9日

 台湾は知る人ぞ知る自転車王国です。

 自転車製造世界一の「GIANT」、世界2位の「MERIDA」も台湾の企業です。

 公共のサイクルスタンドは、台北市内だけでも196ヵ所に6,000台以上が用意され自由に使うことができ、順次全国に展開しています。

 そんな中、昨年2015年12月30日には台湾一周・全長968kmの「自行車環島1号線」が開通いたしました。(国道 台1線・2線・2線・3線・4線・5線・9線・17線を繋いでいます。)
宜蘭県の蘇澳鎮と花蓮県の花蓮市を結ぶ蘇花公路(約78km)部分は、一部舗装されてない箇所があり路面の状況も悪いため、ここは一部鉄道利用がお勧めですが、ここもいずれ整備される予定です。

 またこの1号線を横断するルートも今後整備される予定です。

 この自転車道は主要幹線道路の横に併設されており、122ヵ所に補給所が設けられ、飲料水や医薬品、自転車用空気入れなどが置かれています。

 また近くを並走する鉄道も11の駅で自転車の持ち込み手続きが可能で、これを併用してのサイクリングもお勧めです。


情報提供:株式会社スターエキスプレス日本海外ツアーオペレーター協会