JALグ、沖縄の地上支援3社を統合、外航の要請にも対応

  • 2016年1月10日

 JALグループはこのほど、離島を含む沖縄地区で空港地上支援業務をおこなう子会社3社を経営統合し、2016年7月に新会社を設立すると発表した。統合によりすべての支援業務をおこなう「空港総合ハンドリング会社」をめざすほか、那覇への乗り入れが急増している海外の航空会社の地上支援にも対応できる体制を構築する。

 統合するのは、那覇でグランドハンドリング業務をおこなう沖縄エアポートサービスと、旅客サービス業務をおこなうJALスカイ那覇に加えて、石垣など離島の5空港で空港地上支援業務全般をおこなうJTAサザンスカイサービスの3社。社名や運営体制などの詳細はこれから検討するという。1月1日時点の3社の合計社員数は863名。