JTB、首都圏初の訪日専門店を開設、物販やJCBとのコラボも
ジェイティービー(JTB)は2016年1月4日、首都圏で初めてとなる訪日外国人専用の店舗「東京ツーリストインフォメーションセンター有楽町」を銀座に開設する。訪日外国人専門店の開業は関空、心斎橋、京都、大丸心斎橋に続き5軒目。JTB首都圏が運営する大型店舗「トラベルゲート有楽町」のリニューアルオープンにあわせたもので、トラベルゲート有楽町のなかにインフォメーションセンターを新設する。初年度は年間10万人の来店者数をめざす。
センター内では、JTB商事が展開する日本の土産物を中心としたECサイト「WOAH!JAPAN」のアンテナショップや、ジェイシービー(JCB)が海外会員向けに運営する訪日旅行をサポートするための対面窓口「JCBプラザ」を設置。JTBによると、これらを設けるのは同社のインフォメーションセンターとしては初めてで、グループ内外の異業種と協業することで来店者の利便性の向上をはかるという。
このほかセンター内では、全国各地の観光や交通に関する情報などを提供するほか、訪日外国人向けのオプショナルツアーや宿泊、JRチケット、航空券、SIMカードなどを販売。米ドル、ユーロ、中国元など12通貨の外貨両替サービスや、無料のWiFiサービスの提供などもおこなう。
JTBでは今後、全国で訪日外国人専用店舗を展開していく予定で、16年春には札幌、名古屋、豊洲、福岡での開設を計画しているという。札幌は4月に開業する計画。
▽JTB、東京ツーリストインフォメーションセンター有楽町
住所:〒100-0006
東京都千代田区有楽町2-4-10(マリオン横JR高架下)
営業時間:11:00~19:30(平日)
11:00~19:00(土・日・祝日)
店舗面積:約170平方メートル
休業日:年末年始(12月30日~1月3日)
要員:15名
対応言語:日本語、英語、中国語