ホーランドアメリカ、17年に横浜発着クルーズ、2週間で

  • 2015年12月24日

「フォーレンダム」は総トン数6万1214トン、乗客定員1432名  オーバーシーズトラベルは先ごろ、東京、大阪、名古屋の3都市で、同社が日本総代理店を務めるホーランドアメリカラインと日本優先販売代理店を務めるシーボーンについて、2016年と17年の商品説明会を開催した。説明会では、同社本社営業部クルーズセールスマネージャーの本郷芳人氏が、17年4月11日から25日までの14泊15日で、ホーランドアメリカラインの客船「フォーレンダム」が日本発着クルーズを実施することを説明。ターゲットはシニアを中心としたクルーズ経験者としており、本郷氏は「良い船でゆったりと長旅をしたいお客様をターゲットに設定した」と語った。

 「フォーレンダム」は総トン数6万1214トンで乗客定員は1432名。乗客の3割から4割程度を日本人で埋めたい考えで、オーバーシーズトラベル単体では200名程度の取り扱いを目標としている。日本発着クルーズは横浜発着で、大阪、那覇、石垣島、済州島、仁川、宮崎を巡る。区間クルーズは実施しない予定だ。

オーバーシーズトラベル本社営業部クルーズセールスマネージャーの本郷芳人氏  本郷氏は日本発着クルーズの前には、3月28日から4月11日までの香港発横浜着のクルーズや、4月25日から5月10日までの横浜発バンクーバー着のクルーズを予定していることを説明。日本発着クルーズと組み合わせて1ヶ月程度のクルーズとして乗船する外国人もいるとし、「日本だけで販売するわけではないので早めの予約を」と呼びかけた。

 そのほかにはシーボーンで、日本人が1船あたり10名以上乗船している場合、日本人コンシェルジュの乗船を予定していることを説明。同社が作成したシーボーンの日本語パンフレットに掲載されているコースのうち、4コースで予定するという。