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阪神航空フレンドツアー、16年上期商品発売、取扱人数2割増めざす

  • 2015年12月21日

大阪発スイス・北欧のパンフレットの表紙  阪急交通社フレンドツアー営業部は12月22日、「阪神航空フレンドツアー」の2016年度上期商品を発売する。出発地は東京または大阪で、東京発は下期から5コース増やした57コース、大阪発は17コース増やした53コースを設定。阪急交通社によると、15年度下期はパリで起きたテロ事件の影響などにより、取扱人数は前年並みまたは前年を下回る見込み。16年度上期は商品ラインナップを拡充したことなどにより、前年比20%増の取り扱いをめざす。

 東京発は「イタリア・スペイン・ポルトガル」で21コース、「ヨーロッパ」で27コース、「スイスアルプス」で9コースを設定。ヨーロッパでは新たなコースとして、ポーランドを周遊する「ビジネスクラス利用 嬉しい連泊ポーランドの旅8日間」を設けた。同ツアーでは各都市での終日自由行動などを組み込んだほか、宿泊には同社基準のデラックスホテルを用意したという。

 そのほか「クイーンエリザベス号でめぐる優雅な船旅 北欧フィヨルド絶景クルーズ紀行11日間」では、キュナードの「クイーンエリザベス」に乗船し、ノルウェーのフィヨルドを周遊。寄港地では、UNESCOの世界遺産に指定されたブリッゲン地区の散策などの観光をおこなう。

 一方、大阪発は「ヨーロッパ」で42コース、「スイス・北欧」で11コースを設定。スイス・北欧では、フレンドツアーとしては初のグリーンランドを訪問するツアー「8月24日出発限定企画 フィンランド航空ビジネスクラス 北極海に浮かぶ世界最大の島 大迫力の絶景 グリーンランドとアイスランド10日間」などを設けた。

 そのほかにヨーロッパでは、「全都市デラックスホテルに泊まる~ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス利用 うれしい連泊のポーランドの旅8日」などを用意。ツアーではワルシャワとクラクフでそれぞれデラックスホテルに3連泊するほか、プライベートコンサートの鑑賞、世界遺産や歴史地区の見学などを実施する。