アジアン・ウイングス、ATBとPSA契約-ミャンマー国内線販売へ
ミャンマーの民間航空会社、アジアン・ウイングス航空(YJ)はこのほど、エーティービー(ATB)と日本地区販売代理店(PSA)契約を締結した。ATBは「ミャンマーチケットセンター」の名称でミャンマー行き航空券専門の代理店事業を展開。12月14日からYJの営業、予約、発券業務を開始した。
YJはATR72-500型機を6機保有。現在はヤンゴンをハブ空港に、マンダレーや世界3大仏教遺跡のバガンに近いニャウンウー、インレー湖観光の拠点となるヘーホーなど国内14都市への路線を運航している。ATBによれば、日本からミャンマーへの業務渡航をターゲットに、旅行会社に対して販売をおこなっていくという。
なお、YJについては、2013年に全日空(NH)が出資をおこなう計画だったが、ミャンマー国内の航空会社の増加による競争環境の激化などを要因として、出資を取りやめている。