JTB関東、東京農大と地方創生に向け連携協定

  • 2015年12月15日

 JTB関東は12月15日、東京農業大学生物産業学部と「『食農+観光』による地域活性化と市場創造」を目的とした包括的連携協定を締結した。JTB関東では、2006年から地域の活性化に向けた事業を展開。今回の協定では、食と農業を意味する「食農」と観光を結びつける施策を実施し、「都市(外食)で食べる→地域(観光)に行き食べる→買って(家で)食べる」のサイクルを推進することで、地方創生をはかるという。

 施策の具体的な内容としては、資格認証制度「フードツーリズムマイスター」や、食農観光に関する講座の開催などにより、食農観光分野における人材を育成。また、地域食材を活かした特産品の開発や、地域資源を活かしたコンテンツの開発などをおこなう「商品・コンテンツ開発コーディネート」、ギフト向けカタログの販売や海外販路の拡大に向けた商談会の開催などをおこなう「チャネル開発・場づくり(販路づくり)」にも努める。