中部、若者の海外旅行促進キャンペーン、写真募集やイベントも
中部国際空港利用促進協議会は12月1日から2016年3月31日まで、18歳から29歳までの若者を対象とした海外旅行促進キャンペーン「旅がキミに教えてくれること(旅キミ)」を実施する。同協議会では海外旅行の需要喚起と将来の需要拡大を目的として、12年度から同様のキャンペーンをおこなっているところ。4年目の今年は、若者が海外旅行に行った際の思い出を共有する場を設けたほか、イベントも実施する。キャンペーンは日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)、協議会の構成団体である自治体や経済団体、航空会社などが協力しておこなう。
キャンペーンでは特設サイトを用意。若者に期間中の海外旅行の感動や思い出を写真または動画で投稿してもらう。テーマは「スポット」「グルメ」「体験」「ショッピング」の4つで、投稿者は該当する写真などを国名やコメントなどとともに投稿する。特設サイトには世界地図が用意されており、写真が投稿された国には色が塗られていく仕組み。世界地図や投稿作品は、「セントレア旅プロジェクト」と題したFacebookの公式ページを通じて、最新の状況を伝える。
また、投稿者には抽選で旅行券5万円分などの賞品を用意。応募条件は、10月1日から16年3月31日までに中部発着の国際線を利用して海外旅行に行った若者とした。
さらに、キャンペーンの期間中には若者向けのイベントを実施する。12月12日、13日、19日、20日には旅や海外に関する謎解きゲーム「リアル謎解きinセントレア」を開催。イベントは誰でも参加できるが、このうちクイズを解いた若者には「弾丸ワールドツアーin台湾」の応募券を贈呈する。同ツアーは16年2月19日から21日まで開催するもので、応募券を使ってウェブサイトから応募した若者のうち数名を台湾に派遣する。参加者は現地の魅力をソーシャルメディアを用いてリポートする。
このほか、来年1月には「TABI PARTY in セントレア」として、若者を対象とした交流会を空港内で実施。旅や海外に関するトークライブやワークショップをおこなう予定だ。