ターキッシュ、 日土合作映画の公開記念で特別機、式典も
ターキッシュエアラインズ (TK) はこのほど、12月5日から公開される日本・トルコ合作映画「海難1890」の公開を記念して特別機「KUSHIMOTO」号の到着式典を開催した。同作品は、2国間の友好を形成した2つの歴史的な事件を描いたもので、1890年にはトルコの軍艦エルトゥールル号が日本で海難事故に遭遇した際に、和歌山県串本町の人々がトルコ人を救出。イラン・イラク戦争中の1985年には、トルコ政府がTK機を緊急派遣してテヘランに取り残された日本人を救出している。
特別機は85年当時の機体デザインを再現したエアバスA330-200型機で、11月30日の8時55分にTK50便として成田に飛来。式典では当時の飛行機に搭乗していたTKのキャビンアテンダントと副操縦士が、テヘランから脱出した日本人ビジネスマンとの再会を果たした。特別機は今後、関空/イスタンブール線の通常便で使用する予定。