成田、10月の国際線旅客は7.4%増、訪日客は2割増

  • 2015年11月26日

 成田国際空港(NAA)によると、2015年10月の国際線旅客数(速報値)は前年比7.4%増の261万538人となった。このうち、日本人旅客数は2.0%減の111万1850人と減少。外国人旅客数は中華圏などのアジアを中心に訪日外国人が増加したことで、20.6%増の109万4416人となり、10月として過去最高を記録した。通過客数は4.1%増の40万4272人で、14年5月以来17ヶ月ぶりに前年を上回った。

 国際線旅客便の発着回数は5.5%増の1万3476回で、7ヶ月連続で前年を上回り、10月として過去最高となった。NAAによれば、全日空(NH)のクアラルンプール線や、タイガーエア台湾(IT)の高雄線など、アジア路線を中心に新規就航などが続いたことが一因という。

 なお、国内線の旅客数は16.8%増の58万6610人、旅客便の発着回数は1.3%増の4192回。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。