来春DC、岡山へ"カモモーン!" 知事も参加し大阪でプレゼン
2016年4月1日-6月30日に「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン(DC)」を控える岡山県。9年ぶりのDCまで半年を切った10月27日、大阪市北区のホテルで観光プレゼンテーション「岡山にカモモーン!」を開いた。
冒頭のあいさつで、伊原木隆太知事は「知事就任初年度に2倍、今年度は3倍に観光予算を増やしました。県観光入り込み客数の半分を占める京阪神地域から、新しい魅力をとりいれた旅行商品を造成しPRしてください」と、集まった旅行会社やマスコミ関係者に要請した。
DCでは、県内のアートスポットをクローズアップする。DC期間中に行われる瀬戸内国際芸術祭に関連し、宇野港発-児島観光港着でチャータークルーズが運航されるほか、JR宇野線や吉備線には観光列車が運行する。産業遺産アートで知られる犬島には、JR岡山駅から直行バスが運行し定期船と連絡する。JR笠岡駅周辺ではフラワーアート、倉敷市の大原美術館ではマスキングテープを使ったアート企画展、岡山城を中心に岡山国際現代芸術祭なども開催する。
また個人客向けには、倉敷美観地区でデニム着物のレンタルやグルメクーポンの販売、備中松山城(高梁市)の乗り合いタクシーとガイドプランなどが設定される。
さらに岡山市内と花めぐりバスで結ばれる美作三湯では、湯原ダムのライトアップ(湯原温泉)や奥津渓プレミアムツアー(奥津温泉)、桜やホタル観賞の日帰りバスツアー(湯郷温泉)などを予定。三湯それぞれで、宿泊客以外でも地元料理が味わえる「朝御飯まつり」も行われる。
県ではバス旅行支援、パンフレット制作助成などを12月から受け付けるほか、県公式観光ウェブサイト「おかやま旅ネット」で申請会社の旅行商品を無料でPRする。
(15/11/26)
情報提供:トラベルニュース社