ペルー・クスコ、12月02日「ストライキ」実施の可能性について

  • 2015年11月25日

 2015年10月に続き、現地時間12月02日(水)に再び「ストライキ」が行われる可能性があります。

 10月には、改正法(政令番号1198番)の廃案をめぐり、市民、各組合、学生団体、商業関係者などが政府に対し、48時間のストライキやデモ行進、アルマス広場での抗議集会などを行いました。

 改正法では、ペルーの考古学遺産や文化遺産、博物館、遺跡の運営を民間に委託することができるように制定されておりますが、多くの遺産を誇るクスコ州では、この法案に反対しております。

 今回もクスコの市民団体は、あらゆるクスコの団体に呼びかけをしております。

 現地の報道によりますと、現時点では約20の団体がストライキに参加する予定です。参加人数については現時点では未定ですが、ストの規模が大きくなれば道路封鎖や列車の運行などにも支障が出る可能性があります。

 但し、観光組合、行政機関、政府関係機関等については、話し合いの状況によってはストを回避する可能性があります。

 一方、現時点では空港、列車、ホテル、バス、観光地などは平常通り営業の予定です。

 なお、今回のストライキについては、今週の国会での議論により状況が判明いたします。

 また詳細な状況が判明いたしましたら改めてお知らせいたしますが、同時期にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会