ハナツアーが産学官連携で訪日ツアー、阪南大などと協力
韓国の旅行会社であるハナツアーは先ごろ、阪南大学国際観光学部の学生が企画した訪日ツアー商品を発売した。大阪府の千早赤阪村を加えた3者による産官学連携プロジェクトで、国際観光学部の3つの研究室の学生が調査に基づき商品の企画や提案をおこなった。ハナツアーによると、韓国の旅行会社と日本の大学が連携して旅行商品を発売したのは今回が初めて。6月11日出発分からツアーの販売を開始した。
同商品は2泊3日の「金剛山トレッキング・マス釣り体験旅行」で、関空を利用。気軽に参加できる簡単なトレッキングを中心としたツアーで、老若男女の幅広い層がともに楽しむことができる内容だという。
ツアーでは大阪府の千早赤阪村で棚田や楠木正成資料館を見学。ロープウェイで金剛山の山頂まで昇り、簡単なトレッキングをおこない、展望台や千早城跡をめぐる。また、河内長野市では高野街道や酒蔵街道を訪れるという。