フランス・パリ、「テロ事件」発生後の状況について

  • 2015年11月16日

 既にテレビや新聞等で報道されておりますように、現地時間 2015年11月13日(金)の夜、パリ市内にて同時テロ事件が発生いたしました。

 この事件を受け、フランス大統領は非常事態を宣言し、11月14日(土)~16日の3日間、喪に服すことを発表しております。

 現在、パリ市内・近郊の様々な観光施設、具体的には美術館や博物館、大型百貨店、クルーズ船、ベルサイユ宮殿、エッフェル塔などが閉鎖されているほか、エッフェル塔のライトアップも自粛されております。

 シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港、パリ市内の各国鉄駅周辺は現在のところ通常の警備体制が敷かれています。 また空港では、シェンゲン域内の移動の場合であってもパスポートが必要となっています。

 地下鉄、 路線バスは、パリ市内の「Republique駅」他、10区、11区にある一部の駅が閉鎖しておりますが、それ以外は本数が減っているものの通常運行しております。また、パリ市内とシャルル・ド・ゴール空港を結ぶRER・B線、 ロワシーバスも通常運行しております。

 通常よりも厳しい警備体制が見られるものの、現在パリの街は平常通りとなっております。

 パリへご旅行中の方、これからパリへお出かけ予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 なお、今般発生した痛ましい事件により、犠牲になられた方々へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト日本海外ツアーオペレーター協会