スカンジナビア、成田/コペンハーゲン線に新キャビン、機内食も
スカンジナビア航空(SK)は11月13日、週7便で運航している成田/コペンハーゲン線に新キャビンを搭載したエアバスA340-330型機を導入した。SKでは今年1月から、長距離路線で使用しているA330-330型機とA340-330型機について、全クラスのシートやインテリア、機内エンターテイメントシステムなどを順次アップグレードしているところ。同機材を日本路線に投入するのはこれが初めて。
新たに導入したA340-330型機はビジネスクラス40席、プレミアムエコノミークラス28席、エコノミークラス179席の全247席。ビジネスクラスの「SAS Business」は、スタッガード式の1-2-1配列で、全席から直接通路へのアクセスが可能だ。シートはスウェーデンの老舗ベッドメーカーのヘステンス社製で、フルフラット時には最大202センチメートルになる。電源コンセントやUSBポートも設けた。
また、機内食もリニューアルしてメインコースの選択肢を増やしたほか、デンマークの地ビール「ミッケラー」を提供する。軽食やドリンクをセルフサービスで楽しめるビュッフェコーナーも設けた。
プレミアムエコノミークラスの「SAS Plus」には、レッグレストやフットレストを配備し、羽毛布団などの寝具も提供する。エコノミークラスの「SAS Go」には自由に調節ができるヘッドレストを用意した。そのほか、機内WiFiサービスの提供も開始し、ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスでは無料で利用できる。