オーストリア・ザルツブルク、「モーツァルト週間」1月22日~31日開催
1956年以来、毎年モーツァルトの誕生日である1月27日を挟んで「モーツァルト週間」が、生誕地ザルツブルクで開催されています。
この音楽祭は国際モーツァルテウム財団が主催するもので、世界的に有名なモーツァルトの名演奏家やウィーンフィルやモーツァルテウム管弦楽団などのオーケストラが、祝祭劇場、モーツァルテウム大ホール、モーツァルトの住居などの会場でモーツァルトを中心に、他の作曲家の作品にもスポットライトを当て素晴らしい演奏を行っています。
モーツァルト愛好家やクラシック音楽ファンにとって、モーツァルト週間は国際的な音楽祭の一つとして欠かせないイベントです。モーツァルトは常に新しい経験を求めていました。その精神を引き継いているがモーツァルト週間です。
2016年の日程は2016年1月22日~1月31日。
オーケストラ、室内楽、ソリストコンサートの他、大合唱団とオーケストラの作品が上演されます。
ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデルが1718年に作曲した傑作「エイシスとガラテア」。1788年にモーツァルトが現代的に仕上げ、1828年にはメンデルスゾーン-バルトルディが新しいオーケストラ構成で仕上げました。3人の世界へと発展していったこの作品を2016年のモーツァルト週間では取り上げます。
また、その他モーツァルトのレクイエム、メンデルスゾーンの壮大なオラトリオ「エリアス」などが演奏されます。
2016年はモーツァルトとメンデルスゾーンが音楽祭の中心となります。
※モーツァルト週間 プログラム
http://www.mozarteum.at/en/concerts/mozart-week.html (ドイツ語、英語)
情報提供:オーストリア政府観光局、日本海外ツアーオペレーター協会