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西武鉄道、訪日客向け無料WiFi、池袋など7駅で-10月末から

  • 2015年10月27日

 西武鉄道と通信事業者のエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は10月30日、ターミナル駅など7駅で訪日外国人旅行者向けの無料WiFiサービス「SEIBU FREE Wi-Fi」の提供を開始する。今後は順次導入する駅を増やし、2015年度中に計23駅で展開する予定だ。

 同サービスは英語、中国語繁体字・簡体字、タイ語、韓国語、日本語の6言語で提供。利用者はサービスの提供エリア内でスマートフォンなどの通信端末を利用し、各言語のトップページからメールアドレスを登録してインターネットに接続する。

 西武鉄道では、昨年10月から本川越駅と西武秩父駅で、NTT東日本の「フレッツ光」回線を利用したWiFiサービス「光ステーション」を開始していた。今回の取り組みを通して、さらなるインターネット環境の整備をはかる考え。

 まずは池袋、西武秩父、西武球場前、西武新宿、高田馬場、所沢、本川越の7駅で提供を開始する。アクセスポイントは駅の改札口付近に置き、「SEIBU FREE Wi-Fi」のロゴを掲出して案内する。今後は練馬、石神井公園、大泉学園、ひばりヶ丘、秋津、入間市、飯能、豊島園、鷺ノ宮、上石神井、田無、小平、東村山、狭山市、拝島、国分寺の計16駅にサービスを拡大する計画だ。

 また、同社では「SEIBU FREE Wi-Fi」の開始とあわせて、NTTBPが提供する無料の訪日外国人向けWiFiエリア検索・接続アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」に参画する。これにより、訪日外国人旅行者はNTTBPが無料WiFiを提供する他のエリアでもWiFiを利用できるという。