中国南方航空、羽田/広州線開設-成田、中部、福岡も新路線

  • 2015年10月25日

 中国南方航空(CZ)は10月25日からの冬ダイヤで、現在運航中の成田/広州線を運休し、羽田/広州線を開設する。なお、便名は成田線のものをそのまま引き継ぐ。また、成田/長沙、武漢、ハルビン線および福岡/大連/長沙線に就航し、中部/上海(浦東)/広州線をそれぞれ上海(浦東)と広州への直行便に変更する。

 羽田/広州線は10月25日から1日2便で運航する。CZによると、今年の5月に開催された日中航空当局間の非公式協議で、羽田の昼間時間帯に上海、北京、広州線を両国がそれぞれ1日4便まで運航できるようになったことを受けたもの。都内へのアクセスの利便性や、機材繰りなどのオペレーションの効率を踏まえて、広州線の就航地を成田から羽田に変更したという。

 成田線は10月26日から長沙線、10月27日からハルビン線と武漢線を週2便で開設する。また、福岡/大連/長沙線は10月25日から週3便で運航する。CZでは現在、中国内陸部から日本への路線の開設に注力しており、今回の新規就航もその一環だ。

 中部線は10月25日から上海と広州にそれぞれ1日1便で就航する。なお、上海線については長沙までの延伸を計画しているという。

 使用機材は羽田/広州線がファーストクラス4席、ビジネスクラス24席、エコノミークラス188席のエアバスA330-200型機と、ビジネス8席、エコノミー155席のボーイングB737-800型機。成田/長沙、ハルビン線、中部/上海線、福岡/大連/長沙線がビジネス8席、エコノミー143席のエアバスA320型機。成田/武漢線と中部/広州線はビジネス8席、エコノミー112席のB737-700型機を予定している。

 運航スケジュールは下記の通り。


▽CZ、冬ダイヤ運航スケジュール(10月25日~2016年3月26日)
・羽田/広州線
CZ385便 CAN 08時55分/HND 13時50分着(デイリー)
CZ386便 HND 15時05分/CAN 19時30分着(デイリー)
CZ3007便 CAN 14時35分発/HND 19時45分着(デイリー)
CZ3008便 HND 10時45分発/CAN 15時20分着(デイリー)

・成田/長沙線
CZ8415便 CSX 09時00分発/NRT 13時30分着(月・金)
CZ8416便 NRT 14時30分発/CSX 18時10分着(月・金)

・成田/ハルビン線
CZ6085便 HRB 08時05分発/NRT 11時50分着(火・土)
CZ6086便 NRT 12時50分発/HRB 14時45分着(火・土)

・成田/武漢線
CZ8363便 WUH 08時20分発/NRT 13時30分着(火・金)
CZ8364便 NRT 14時30分発/WUH 17時30分着(火・金)

・中部/上海(浦東)線
CZ8379便 PVG 18時00分発/NGO 21時15分着(デイリー)
CZ8380便 NGO 09時20分発/PVG 10時50分着(デイリー)

・中部/広州線
CZ379便 CAN 11時20分発/NGO 16時00分着(デイリー)
CZ380便 NGO 17時00分発/CAN 20時35分着(デイリー)

・福岡/大連/長沙線
CZ8575便 CSX 08時30分発/DLC 11時10分着 12時25分発/FUK 15時20分着(火・木・日)
CZ8576便 FUK 16時20分発/DLC 17時30分着 18時45分発/CSX 21時25分着(火・木・日)