JR東、パリで駅弁を期間限定発売、日本の「EKIBEN」アピール

  • 2015年10月22日

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループの日本レストランエンタプライズ(NRE)は12月1日から2016年1月31日までの期間限定で、パリ市内のフランス国鉄リヨン駅内で、日本の駅弁を販売する売店「駅弁 EKIBEN」をオープンする。同グループが新たに取り組む海外事業の一環で、NREはこれまでシンガポールと台湾のイベントで駅弁の販売をおこなったことがあるが、今回は和食の人気が高いとされるパリで、海外でのさらなる可能性を検証する。

 販売するのは「幕の内折詰弁当」や同国産牛を使用したオリジナルの「パリ・リヨン弁当」などの5種類で、価格は税込8ユーロから13ユーロまで。店舗面積は約16平方メートルで、隣接するイベントスペースでは駅弁の歴史や魅力を紹介するパネルや駅弁の掛け紙を展示し、日本で長年親しまれている駅弁文化を紹介する。