中国東方航空、羽田/上海浦東線を開設、2国間協議受け

  • 2015年10月21日

 中国東方航空(MU)は10月25日から、羽田/上海(浦東)線を1日2便で運航する。今年5月におこなわれた日中航空当局間の非公式協議で、羽田の昼間時間帯に上海、広州、北京線をそれぞれ1日4便ずつ運航できるようになったことを受けたもので、政府認可申請中だ。日本発のビジネス、レジャー客を主なターゲットに据え、中国からの訪日観光客などの取り込みもはかる。

 羽田/浦東線は現在、MUの子会社である上海航空(FM)が、深夜早朝時間帯に週3便運航しているところ。MUが同路線を運航するのは今回が初めてで、FMが運航する便と合わせると週21便での運航となる。また、MUとFMは現在、羽田/上海(虹橋)線をそれぞれ1日1便で運航しており、今回の就航で東京/上海間は2社合わせて週52便となる。

 使用機材はエアバスA330-300型機で、ビジネスクラス37席、エコノミークラス261席の計298席。運航スケジュールは下記の通り。


▽MU 羽田/上海(浦東)線運航スケジュール(10月25日~)
MU576便 HND 08時40分発/PVG 10時30分着(デイリー)
MU540便 HND 18時10分発/PVG 20時10分着(デイリー)
MU539便 PVG 13時00分発/HND 16時50分着(デイリー)
MU575便 PVG 17時00分発/HND 20時50分着(デイリー)