ペルー・クスコ、10月21~22日「ストライキ」に伴う影響

  • 2015年10月20日

 現地時間2015年10月21日(水)~22日(木)の2日間(48時間)、ペルー・クスコにてクスコ州労働者組合による「ストライキ」が決行されます。

 現地の報道によりますと、改正された法律(政令番号1198番)の早期廃案をめぐり、市民、各組合、学生団体、商業関係者などが政府に対し48時間にわたりストライキやデモ行進、アルマス広場での抗議集会などを行う予定です。

 今回改正された法律では、ペルーの考古学遺産や文化遺産、博物館、遺跡の運営を民間に委託することができるよう制定されておりますが、多くの遺産を有するクスコ州ではこの法律に反対しております。

 今回、観光客への影響を最小限に抑えるよう、ストライキの期間中も「観光通路」として空港から市内までの道路を封鎖をしないことが決定しております。但し、クスコ市内で行われる集会等の影響により、渋滞の発生や交通規制が敷かれるなどの影響も予想されます。

 尚、ストライキ期間中も遺跡や博物館は通常通り営業し、現時点では列車も通常通り運行する見込みですが、今後ストライキが過激化する恐れがある場合には、観光に支障が出る可能性もあります。

 同時期にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会