ヴィスタラ、GSAにエア・システム、日本での共同運航視野に

  • 2015年10月19日

 ヴィスタラ(UK)はこのほど、GSAにエア・システムを指名した。UKはシンガポール航空(SQ)とインドのタタ財閥の持株会社であるタタ・サンズの合弁会社で、2013年9月に設立。インドでは唯一の国内線フルサービスキャリアとして15年1月に初便を運航し、現在はデリーやムンバイ、バンガロールなどインドの12都市間で、週293便を運航している。

 UKは、エア・システムが過去30年以上にわたり航空会社の日本市場への参入に貢献し、メディアやGDS各社、観光局などと良好な関係を築いていることを評価しGSAに指名。UK最高経営責任者のピー・テック・ヨー氏は「私たちはエア・システムとの提携によって、日本で存在感を確立させることを確信している」とコメントを発表している。

 UKは日本を「中東地域に次ぐ、第2の国際市場」と位置づけており、今後は日本航空(JL)など日本路線に就航するフルサービスキャリアとのコードシェアも視野に入れているという。