フランス・パリ、難民問題とパリ、オペラ座の現況
イスラム過激派組織・ISILから逃れ、多くの難民がヨーロッパに上陸しています。
フランソワ・オランド仏大統領は2015年9月、最大1,000人の難民を受け入れると発表し、9月中旬、難民受け入れに名乗りを上げた622市町村長がパリで会合を持ち、受け入れ態勢を整えています。
一方で、フランスは難民には人気のない国、という記事も。
難民申請は全てフランス語、職員もフランス語しか話さないので、難民に冷たい、という「うわさ」が難民内で広がっているようです。
「2011年にシリア内戦が始まって以来、他国へ逃れたシリア人の数は400万人に上るが、フランスで難民と認定されたのは、わずか7,000人足らず」との記事も。
先日オーステルリッツ駅近くのセーヌ河岸でテント生活をする難民約500人と、18区区役所広場の約400人が立ち退かされ、パリ首都圏各地の緊急収容センターに収容されました。テント生活の衛生状況が悪化し、病気が広がるのを防ぐための処置のようです。
一方パリの中心地のオペラ界隈では、難民の姿は一切ありません。
平和に写真撮影が行われています。
パリ観光、そしてフランス国内のご旅行は、以前と変わらずお楽しみいただけます。
どうぞ安心してフランスにお越しください。