全日空、アビアンカとコードシェア開始、中南米への送客強化
全日空(NH)は10月25日の搭乗分から、同じスターアライアンス加盟会社であるコロンビアのアビアンカ航空(AV)と、米国/コロンビア、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス間の11路線およびボゴタ/ロンドン線でコードシェアを開始する。AVは今年7月に新たな日本地区総代理店にPTS(プロエアートラベルサービス)を指名し、同月に開催した旅行会社向けセミナーでNHとのコードシェア開始を発表していた。
対象路線は、AVが運航するボゴタ/ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、ロンドン線、メデジン/ニューヨーク線、サンサルバドル/ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、シカゴ、サンフランシスコ線、グアテマラシティ/ロサンゼルス線、サンペドロスーラ/ニューヨーク線。いずれも政府認可申請中で、すでに実施しているスルーチェックインやスルーバゲージなどのサービスは継続する。
NHはあわせて、太平洋路線におけるジョイントベンチャーのパートナーであるユナイテッド航空(UA)とのコードシェアを拡大し、10月25日搭乗分からヒューストン/サンティアゴ線で開始する。NHによれば、チリへの乗り入れは今回が初めて。NHはそのほか、LATAM航空グループ入りしてスターアライアンスからワンワールドへ移籍したブラジルのTAM航空(JJ)とも、コードシェアを継続している。