琵琶湖ホテルは11階の全客室を改装し、10月21日から女性向けのラグジュアリーフロア「Aqua（アクア）」として提供を開始する。同ホテルでは9月23日から10月20日までリノベーションを実施し、客室を改装。スーペリアツインタイプの部屋からツインルーム20室、ダブルルームを2室に変更した。2016年1月初旬から2月にかけては、12階についても同様のリノベーションをおこない、ツインルームを17室、スイートルームを2室設ける予定だ。

　アクアの主なターゲットは30代から50代までの女性。客室については「リラックスできる空間」を追求し、床材には素足のままくつろいで過ごせるようにコルクタイルを使用したほか、ウッドデッキ調のバルコニーも設けた。ベッドにはシモンズ製のマットレスを採用し、タイのスキンケアブランド「THANN（ターン）」のアメニティを用意。アロマ付き空気清浄機やフットマッサージ器も貸し出す。全客室からは琵琶湖や比叡山などが一望できるという。

　また、宿泊者限定のサービスとして、宿泊者の相談などに対応する専用の窓口を設置。チェックイン時にはウェルカムドリンクとして滋賀県産のアドベリージュースを提供するほか、宿泊者専用のダイニングレストランも用意した。宿泊料金はツインルームで朝食付きの場合、1人あたり税込1万7000円からとした。