KNT-CT、8月の国内旅行は0.2%増-外国人は5割増

  • 2015年10月13日

 KNT-CTホールディングスの2015年8月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比0.2%増の344億9587万円となった。このうち団体旅行は1.9%増の45億1483万円で、個人旅行は12.7%増の52億5564万円。一方、企画旅行は2.4%減の247億2541万円となった。

 団体旅行のうち、一般団体は複数のコンベンションを取り扱ったことなどで9.4%増の22億224万円に。学生団体は取扱団体数が減少したことにより4.3%減の23億1258万円となった。

 企画旅行のメイトの取扱額は2.7%減の132億9486万円だった。方面別の取扱人数を見ると、全般的に低調だったなかで、引き続き北陸と関西、南紀、中国四国が好調だったという。

 クラブツーリズムは2.1%減の114億2759万円。バス旅行を除く国内旅行部門では北海道と北陸方面が好調に推移したものの、夏祭り商品や花火鑑賞商品など夏の定番商品が低迷したことで0.4%減となった。また、バス旅行部門も東北の夏祭り商品などの長距離コースが振るわず8.7%減だった。

 国内旅行以外では、海外旅行が17.2%減の148億8333万円、外国人旅行が47.4%増の14億4382万円となり、関連商品などを含めた合計は4.8%減の514億9953万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。