KNT-CT、8月の海外旅行は17.2%減-団体は増加
KNT-CTホールディングスの2015年8月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比17.2%減の148億8333万円となった。このうち団体旅行は7.1%増の42億8692万円と増加した一方、企画旅行は25.2%減の67億5454万円、個人旅行は22.4%減の38億4187万円となり、ともに2割以上の減少となった。
団体旅行のうち、一般団体は大型の招待旅行やSITを取り扱ったことなどにより3.9%増の15億2900万円に。また、学生団体も大型の語学研修を取り扱ったことで8.9%増の27億5792万円となった。
企画旅行では、ホリデイは16.9%減の28億9757万円。方面別の取扱人数ではミクロネシア方面が好調に推移したものの、合計では前年を大きく下回った。クラブツーリズムは前年に実施したダイヤモンド・プリンセスの貸切チャーターなどの影響で、31.1%減の36億102万円となった。
海外旅行以外では、国内旅行が0.2%増の344億9587万円、外国人旅行は47.4%増の14億4382万円で、関連商品などを含めた合計は4.8%減の514億9953万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。