ジェットスターJ、日本/台北3路線に就航-グループ3社のATI受け
ジェットスター・ジャパン(GK)は10月13日、台北(桃園)/成田、関空、中部線の開設を発表し、あわせて航空券の販売を開始した。台北はGKの国際線が就航する都市としては、香港に続く2都市目となる。GKはこのほど、ジェットスター航空(JQ)およびジェットスター・アジア(3K)との3社による日本/台湾、フィリピン間での航空協定締結の認可を取得し、同区間における路線開設の意志を示していたところ。関係当局の認可取得が前提となる。
3路線は成田線が11月27日から、関空線が12月11日から、中部線が12月12日から、いずれも週3便で運航を開始。成田線は12月11日から1便増便して週4便に、12月23日からさらに3便増便して週7便とする。関空線は12月23日から4便増便して週7便に。中部線は12月24日から4便増やして同じく週7便化する。
運賃は成田線と中部線は片道6250円から、関空線は4600円からとした。ただし、燃油サーチャージおよび空港使用料、諸税は別途徴収する。3社は独占禁止法適用除外(ATI)を受け、対象区間における運賃の低価格化を進める考え。
GKでは10月13日から15日18時まで「台北線★新規就航記念セール」を実施する。運賃は片道990円のものを関空線および中部線では300席、成田線では400席提供。また、片道2990円のものを中部線では1500席、成田線では2000席、関空線では6000席用意した。燃油サーチャージおよび諸税は別途必要で、完売次第終了する。対象搭乗期間は11月27日から2016年7月14日まで。ただし、12月26日から16年1月4日、1月29日から2月15日、3月18日から4月12日、4月29日から5月10日までは対象外とした。