国内4空港、訪日中国人向けに出国検査案内チラシを配布-国慶節で
成田国際空港(NAA)、東京国際空港国際線旅客ターミナル、新関西国際空港、中部国際空港はこのほど、各空港で訪日中国人などを対象に、出国保安検査に関する案内チラシを配布する。NAAによると、10月1日からの国慶節の連休にともなう訪日中国人の増加を受けたもの。出国保安検査の情報を事前に周知し、帰国の際の検査をスムーズ化することで、乗客の利便性の向上と、空港内の混雑緩和や航空機の出発遅延の防止をめざす。
チラシは中国語簡体字のもので、一部英語も併記。イラストで機内持込禁止品などを紹介した。液体物持込用のプラスチック袋のなかに、チラシとポケットティッシュを入れて配布する。
成田では9月30日から10月2日まで、第1、第2旅客ターミナルの到着ロビーで7名のスタッフが配布。配布物は5000セット用意した。関空では9月30日から10月4日まで、3名のスタッフが中国人団体を中心に7000セットを配る予定。一方、羽田では到着ロビーに配布物を置いたラックを設置して対応する。配布物は1000セット用意した。中部では2000セットの配布物を、出国審査前の保安検査場付近のラックに置くとともに、中国系の航空会社のチェックインカウンターでも配るという。