関空、8月の国際線旅客は3割増、単月の過去最高を更新

  • 2015年9月17日

 新関西国際空港によると、関西国際空港(関空)の2015年8月の輸送実績(速報値)で、国際線旅客数は前年比28.5%増の160万5938人だった。24ヶ月連続の前年超えで、単月としては過去最高となった。

 このうち、日本人旅客数は7.5%減の60万7680人と20ヶ月連続で減少。一方、外国人旅客数は74.4%増の97万9120人で、42ヶ月連続で前年を上回るとともに、単月として過去最高を記録した。通過客は38.0%減の1万9138人となった。

 国際線の旅客便発着回数は、中国などを中心に新規路線の開設や増便が相次いでいることを受け、31.7%増の9096回と単月では過去最高となった。

 なお、国際線と国内線の旅客数の合計は、8月として過去最高となる22.2%増の228万6450人で、47ヶ月連続の増加となった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。