愛媛県交通対策課の馬越史朗さんと三好祥子さん、愛媛県旅客船協会の山之内章敬さん、愛媛県観光物産協会の黒瀨滿明さん、四国開発フェリー（オレンジフェリー）の山田惣吾さん、県大阪事務所の安藤貴紘さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、11月30日まで実施中の「船に乗って！愛顔（えがお）の海旅＋（プラス）キャンペーン」を紹介した。

　キャンペーンは、愛媛県内に発着するフェリー・旅客船の利用を促そうと3年前から開始。乗船客の増加に効果を挙げており、今年はJR四国も加わった。東予－大阪▽新居浜－神戸▽松山－呉－広島▽松山－柳井▽松山－小倉▽八幡浜－別府▽八幡浜－臼杵▽三崎－佐賀関の8航路いずれかを利用し船内のスタンプを所定ハガキに押印して応募すると、プレゼントが当たる。松山駅や新居浜駅などJR四国の指定駅にあるスタンプも押して応募すると当選確率が高まるという。

　プレゼントは、8航路の往復乗船券「海旅賞」もしくは、ミカンや鉄道グッズ、菓子など特産品の「愛顔賞」。商品を希望して応募できる。

　馬越さんは「船旅は地球環境にやさしく、着いてからも鉄道でのんびり観光してください」。山之内さんは「松山観光港にはレンタサイクルがあり、道後温泉で乗り捨てもできます。海、まちの景色をじっくりお楽しみいただけます」。

　自転車観光は愛媛県の大きな売り物の一つ。サイクリングコースを示すブルーラインを描いた道路が20数コース設けられている。黒瀨さんは「初心者から上級者まで多彩なコースがあり、レンタサイクルはもちろん、輪行バックが無料の公共交通機関も多いです」。

　10月には豪華絢爛な「西条秋まつり」「新居浜太鼓祭り」が相次ぐ。大阪、広島から船旅で見に行くのもいい。

情報提供：トラベルニュース社