京都丹後鉄道とバス3社、北近畿乗り放題きっぷ発売、キャンペーンも

  • 2015年9月14日

「幸福きっぷ」 京都丹後鉄道を運行するウィラートレインズと京都交通、全但バス、丹後海陸交通のバス会社3社は9月18日、各社が運行する北近畿エリアの鉄道や路線バスを対象とする3日間の乗り放題きっぷ「幸福パス」を発売する。北近畿エリアへの誘客を目的としたもので、販売期間は3月31日まで。4社で1000名の販売をめざす。

 きっぷの対象区間は京都丹後鉄道が全区間の普通列車と快速列車。京都交通は高速バスを除く舞鶴地区と福知山地区の路線バス、全但バスは特急バスと「豊岡市コバス・コミュニティバス」以外の豊岡市内の路線バス、丹後海陸交通は高速バスと登山バス、コミュニティバスを除く福知山市、宮津市、京丹後市、与謝野町、伊根町の路線バスとした。

 北近畿エリアは智恩寺の文殊堂、元伊勢籠神社、天橋立神社、久々比神社など複数のパワースポットが点在していることから、4社では女性を中心に訴求する。価格は大人1名5800円、子供1名2900円で、販売は京都丹後鉄道のウェブサイトと4社の窓口でおこなう。

 4社は幸福パスの発売を記念してプレゼントキャンペーンを開催。ウィラートレインズ宛に、電子メールまたは郵送で同パスを利用した旅行の「幸福エピソード」を応募した人のなかから10名に、優秀賞として4社のグッズなどをセットにした賞品を贈呈する。