KNT-CT、7月の海外旅行14.4%減-学生団体は7.8%増

  • 2015年9月13日

 KNT-CTホールディングスの2015年7月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比14.4%減の121億3557万円となった。このうち団体旅行は30.3%減の24億6642万円、企画旅行は1.7%減の66億7818万円、個人旅行は22.2%減の29億9098万円だった。

 団体旅行のうち、学生団体は修学旅行の取扱件数が増加したことで7.8%増の5億7081万円と前年を上回った。一方、一般団体は昨年に大型イベントを取り扱った影響などにより、37.0%減の18億9561万円となった。

 企画旅行では、ホリデイの取扱額は4.6%減の16億7284万円と減少。しかし、取扱人数ではハワイやミクロネシアが好調に推移し、14.6%増の2桁増となった。クラブツーリズムはイスラム過激派組織ISILやエボラ出血熱などの影響があったものの、クルーズ旅行に加え、アラスカや中国方面の取り扱いが好調となり、1.2%増の49億5029万円だった。

 海外旅行以外では、国内旅行が0.9%減の262億7601万円、外国人旅行が42.4%増の10億5194万円で、関連商品などを含めた総計は4.6%減の401億8493万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。