8月の宿泊業倒産は2件減の5件、負債総額29億円

  • 2015年9月8日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2015年8月の宿泊業の倒産件数は前年比2件減の5件となった。負債総額は128.2%増の28億7800万円で、東日本大震災関連倒産は0件だった。

 負債総額が大きかったのは、長崎県雲仙市でホテル経営をおこなっていた湯元ホテルと、岩手県北上市でホテル経営をおこなっていたシティプラザで、それぞれ13億1700万円と12億円。このほかの3社は、いずれも負債総額2億円未満の旅館経営業者だった。

 なお、旅行業の倒産は前年並みの5件。負債総額は2億600万円だった(下記関連記事)。