ハンガリー・ブダペスト、ブダペスト東駅についての注意喚起(9、03 12:15現在、在ハンガリー日本大使館発出情報)

  • 2015年9月4日

 既にテレビなどのメディアでも報じられておりますように、現在、ブダペスト東(Keleti)駅では、難民・移民による混雑が生じております。

 本件に関し在ハンガリー日本大使館より以下の注意喚起が発出されましたのでお知らせいたします。

(現地2015年9月03日 12:15現在の情報)
同駅をご利用予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

ブダペスト東駅についての注意喚起

本日(2015年9月03日) 午前8時30分過ぎ、ハンガリー国家警察がブダペスト東駅構内への難民の立ち入り規制を解除しました。これを受けて、同駅7、8番線プラットホーム上には多数の難民が電車に乗車しようとして混乱、混雑が生じています。

 また、発車予定の電車内で難民同士による喧嘩等のトラブルが発生していることから、引き続き同駅構内及びその周辺には極力近付かないなど、身の安全に努めるようご注意ください。

 ハンガリー国営鉄道(MAV)によれば、本日(9月03日)、ブダペストから西側欧州国へ向かう全ての国際列車の直通運行を停止し、国内線のみの運行とするとしています。西側欧州国の国外へ移動する場合は、ブダペスト南駅~ジュール(Gyor)駅~ヘジェシュハロム(Hegyeshalom)駅の経路(2回乗り換え)で向かう必要があります。

(※東駅からジュールへ向かう電車は依然として難民が殺到しているため、南駅をご利用下さい)
また、乗り換えを行った場合でも、オーストリアとの国境で、国境警察により厳重な入国審査が実施されているため、時間通り国境を越えることは難しい状況にあります。ご利用の際は、引き続き時間に十分余裕を持つなどして下さい。なお、MAVによれば、こうした状況は、今後新たな措置が決定されるまで継続するとしています。

 今回の東駅構内への難民の立ち入り規制解除を受けて、地下鉄から東駅正面に通じる通路も閉鎖解除となりました。また、地下通路に滞留していた難民の多くが駅構内へ移動したため、これまでと比べて難民の数は減少したものの、依然として滞留する難民も多くいるため、引き続きご注意いただくようお願いいたします。

 
※参考: 在ハンガリー日本国大使館 公式サイト
http://www.hu.emb-japan.go.jp/

情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト日本海外ツアーオペレーター協会