ハンガリー・ブダペスト、ブダペスト東駅における難民による抗議活動を受けての注意喚起(在ハンガリー日本大使館発出情報)

  • 2015年9月3日

 現在、ブダペスト東(Keleti)駅では、締め出された難民・移民による座り込みやデモンが行われておりますが、本件に関し在ハンガリー日本大使館より以下の注意喚起が発出されておりますのでお知らせいたします。

 同駅をご利用予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。 

ブダペスト東駅における難民による抗議活動を受けての注意喚起

 現在ブダペスト東駅前広場及び地下通路には、大量の難民が滞留しており、難民による断続的な抗議活動が行われています。こうした難民による抗議活動に対し、駅前広場では、武器を携行した機動隊員等による厳重な警戒態勢が敷かれています。また、東西一ヶ所ずつに限定されている駅構内への入場については、パスポート、乗車チケット等の書類を警察官に提示しなければ入場することができない等の入場制限措置がとられています。

 東駅地下通路に設置されたトランジット・ゾーン(※難民に最低限の水・トイレ・簡易医療等を提供)等においては、食糧の無料配布を巡る難民同士のトラブル等が散見されます。特に、地下鉄2・4号線経由で東駅に向かう際には、難民が大量に滞留する中を通らなければならないことから、ブダペスト東駅をご利用の際は、無用のトラブルを避けるためにも、地下通路は極力通らないなどしながら身の安全に努めて下さい。

 これまでオーストリア、ミュンヘン行きの電車内において、警察による警戒活動が実施されてきましたが、本日からは、スロバキアのブラチスラバ行きの電車内においても同様の警戒活動が行われることとなりました。移動に際しては、引き続き、時間に十分余裕を持つなどして下さい。

 皆様におかれましては、引き続き最新情報を入手する等しながら、安全確保に努めるようお願いいたします。

※参考: 在ハンガリー日本国大使館 公式サイト
http://www.hu.emb-japan.go.jp/


情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト日本海外ツアーオペレーター協会