JAL・ANA、お盆国際線は旅客6.4%増-国内線は3.1%増
▽国内利用率は北海道、関西、沖縄が好調-伸び率は関西
同期間の国内線の利用実績については、2社合計の国内線旅客数は前年比3.1%増の255万3520人となった。座席数は1.0%増の338万2095席となり、利用率は1.5ポイント増の75.5%といずれも前年から増加した。7月31日に発表した予約状況と比較すると、旅客数は35万7950人増、座席数は3万82席減となり、利用率は11.2ポイント伸長した。
会社別で見ると、JLは旅客数が3.8%増の107万7553人、座席数が0.1%増の138万2812席で、利用率は2.3ポイント増の77.9%とそれぞれ増加。方面別で見ると、旅客数は九州が10.0%増と最も増加し、次いで中国・四国が7.0%増、関西が6.7%増となった。
利用率が最も高かったのは関西の86.9%。このほか、北海道が82.0%、沖縄が79.6%などと続いた。前年からの伸び率については、関西が9.5ポイント増と最も伸長。次いで、東北・北陸が6.2ポイント増、九州が1.7ポイント増と全方面で前年を上回った。
一方、NHは旅客数が2.6%増の147万5967人、座席数が1.7%増の199万9283席となり、利用率は0.6ポイント増の73.8%。方面別では、旅客数は関西が8.0%増と最も増加し、沖縄が6.8%増、北海道が4.0%増と続いた。
利用率が最も高かったのは北海道の79.0%。次いで沖縄が78.7%、関西が75.4%と続いた。前年からの伸び率については関西が4.2ポイント増で最も大きな伸びを示し、中国・四国が2.6ポイント増で続いた。